われどこの教科書|第4章-2 フレームワークは「正解を出す道具」ではない

フレームワークは誤解されやすい

STP、3C、4P、SWOT。
マーケティングのフレームワークは、名前だけはよく知られている。

一方で現場では、
「机上の空論っぽい」
「結局、実務にどう使えばいいか分からない」
と距離を置かれることも多い。

その背景には、
フレームワークを正解を出すための型として捉えてしまう誤解がある。

フレームワークの役割は「思考を揃えること」

フレームワークは、
何かを自動的に導き出してくれる魔法の道具ではない。

本来の役割は、
考える順序と視点を揃えることにある。

誰を見ているのか。
競合をどう捉えるのか。
自社の立ち位置をどう整理するのか。

これらを
個人の感覚に任せず、
同じ枠組みで言語化するための補助線がフレームワークだ。

紙施策では「整理のため」に使う

フレームワークは、
企画を完成させるための最後の工程ではない。

むしろ、
「これで進めていいのか」を確かめるために、
企画の途中で使うべきものだ。

感覚で考えた案を、
一度フレームに通してみる。
そこで違和感が出たら、
その時点で立ち止まって修正する。

こうした使い方をすることで、
フレームワークは
企画を縛るものではなく、助けるものになる。

次章では、
この企画を具体的な目標に落とし込む方法を整理していく。
紙施策における目標設定の考え方を扱う。

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