来ても問い合わせゼロのLPに共通する8つの問題 チェックリスト付き

問い合わせが増えないLPの共通点

LPを作ったのに、問い合わせが増えない。

チラシやDM、Web広告からLPへ誘導しているのに、アクセスはあるのに、問い合わせだけがどこかへ消えていく。そういうご相談は、想像以上によくあります。

「もっとアクセスが増えれば解決する」と思いがちですが、実はそこが落とし穴です。

LPに来てくれた人が「何をすればよいか分からない」「問い合わせするのが不安」「自分向けの内容か判断できない」と感じると、ボタンを押す前にそっと離脱してしまいます。

LPは「きれいに作ること」よりも、「次の行動に迷わせないこと」の方がずっと大切です。

この記事では、問い合わせが増えないLPに共通する8つの問題点を、チェックリスト形式でまとめます。アクセス数に手を打つ前に、まず自社のLPを一度確認してみてください。

1. 誰向けのLPか、最初の画面で分からない

LPを開いた瞬間に「これは自分向けだ」と伝わらないと、すぐ離脱されてしまいます。

対象者が広すぎると、誰にも刺さりません。業種・悩み・地域・状況を最初の画面で具体的に示すことが、最初のハードルを越えるための基本です。

特にチラシやDMから誘導している場合、LPの冒頭はチラシと同じ文脈で始めることが重要です。チラシで見た内容とLPの冒頭がつながっていることで、はじめて「ここで正解だった」という安心感が生まれます。

チェック項目

  • 誰向けのサービスか、最初の画面で分かるか
  • チラシや広告の内容とLPの冒頭がつながっているか
  • 「自分の悩みが解決できそう」と感じられるか

2. 情報が多すぎて、読む気がなくなる

LPに情報を詰め込みすぎると、読者は迷います。

会社紹介・サービス一覧・細かい説明が多すぎると、「結局何が言いたいのか」がぼやけてしまいます。問い合わせ前に読者が知りたい情報を優先して並べることが、離脱を防ぐ一番の近道です。

情報の「量」よりも「順番」と「整理」のほうが重要です。会社が伝えたいことではなく、読者が不安に思っていることから説明する構成を意識してください。

チェック項目

  • 最初から情報を詰め込みすぎていないか
  • 読者が知りたい順番で情報が並んでいるか
  • 会社ではなく、読者の不安から説明を始めているか

3. CTAが多すぎて、何をすればよいか分からない

CTA(コール・トゥ・アクション)とは、「問い合わせ」「予約」「資料請求」など、読者に取ってほしい行動のことです。

LPの中に複数の行動ボタンが並ぶと、読者は迷います。「問い合わせ」「資料請求」「LINE登録」「電話」「無料相談」が同じ画面に並ぶと、どれを選べばよいか分からなくなります。

LPの主目的のCTAは1つに絞る方が伝わります。サブ導線を置く場合も、優先順位をはっきりさせておくことが大切です。

チェック項目

  • 一番取ってほしい行動が明確か
  • CTAが多すぎて選びにくくなっていないか
  • ボタンの文言が具体的か(「送信する」より「〇〇についてご相談する」のほうが伝わる)
  • 問い合わせ後に何が起きるか分かるか
CTA(行動喚起ボタン)の数によるランディングページ(LP)の違いを比較した図。左は問い合わせ・資料請求・無料相談・LINE登録など選択肢が多く、利用者が迷いやすい例。右は問い合わせボタンに絞り、次の行動を明確にすることで、迷わず申し込みへ進める設計を紹介している。

4. 問い合わせ前の不安が解消されていない

問い合わせが増えないLPに共通するのが、読者の不安に答えていないことです。

「料金が分からない」「営業電話が来そう」「どんな人が対応するか分からない」「断れるか不安」。こういった疑問が残ると、ボタンを押す前に離脱してしまいます。

チラシやポスティングで集めた見込み客は、とくに「初めての会社への問い合わせ」に慎重です。不安を一つひとつ取り除く情報が必要です。

チェック項目

  • 料金目安が書かれているか
  • 問い合わせ後の流れが分かるか
  • 無理な営業がないことを明記しているか
  • よくある質問が用意されているか
  • 事例やお客様の声で安心感を出しているか

5. 実績や事例が弱く、信頼できない

読者は「本当に大丈夫か」を常に見ています。

実績・事例・お客様の声・導入例がないと、判断材料が不足します。ただし、実績を並べるだけでは不十分です。読者に近い業種・悩み・導入前後の変化が分かると、安心感が一気に高まります。

「飲食店の事例」と「製造業の事例」では、読者の受け取り方がまったく違います。自社LPを見ている読者に近い事例を優先して掲載することを意識してください。

チェック項目

  • 読者に近い事例が掲載されているか
  • お客様の声が具体的か(「良かったです」だけでは不十分)
  • 実績が数字や具体例で示されているか
  • 初めて見る人でも信頼できる材料があるか

6. スマホで見にくい

チラシやQRコードからLPを訪れる人の多くは、スマホで閲覧しています。

PCではきれいでも、スマホで文字が小さかったり、ボタンが押しにくかったり、ページの表示が遅かったりすると、そこで離脱されてしまいます。フォームの入力が面倒な場合も同様です。

LPを公開したら、必ずスマホで実際に確認することをお勧めします。

チェック項目

  • スマホで文字が読みやすいか
  • ボタンが押しやすいか
  • ページの表示が遅くないか
  • フォーム項目が多すぎないか
  • 電話やLINEなど、スマホ向けの行動導線が使いやすいか

7. フォームが面倒で、最後のところで離脱される

LPの内容が良くても、フォームが面倒だと最後のところで離脱されます。

入力項目が多すぎる、エラーが分かりにくい、スマホで入力しにくい。こうした問題が、せっかく来てくれた見込み客を逃す原因になります。

最初の問い合わせでは、必要最低限の項目に絞ることが大切です。あとから確認できる情報は、フォームには入れないようにしましょう。

チェック項目

  • 入力項目は必要最低限か
  • スマホで入力しやすいか
  • 送信後に何が起きるか分かるか
  • 電話やLINEなど、別の問い合わせ手段も用意しているか

8. チラシや広告とのつながりが弱い

チラシで見た内容とLPの内容が違うと、読者は「場所を間違えたかな」と感じて不安になります。

チラシのキャッチコピー・特典・対象者がLPでも確認できる状態が必要です。QRを読み取った人は「チラシの続き」を見に来ています。LPは独立したページではなく、チラシ導線の一部として設計するものです。

チラシからLPへの流れの中で「どのエリアのチラシがどれだけLPへの流入を生んでいるか」を把握できているかどうかで、改善の精度が大きく変わります。紙広告の反応をスキャンデータで可視化する「われどこ」では、どの媒体・エリアから来た読者がLPへ進んでいるかを数字で確認できます。チラシとLPを一体として改善サイクルを回したい方は、ぜひ確認してみてください。

チラシとLPを一体設計し、問い合わせにつなげる4ステップの解説図。チラシのターゲットとキャッチコピーを統一し、QRコードで流入元を把握。LPをチラシの続きとして設計し、問い合わせまでの導線を一本化することで、集客効果を高める方法を紹介している。

チェック項目

  • チラシと同じキャッチコピーがLPにもあるか
  • チラシで訴求した内容がLPで詳しく説明されているか
  • 特典やキャンペーン条件が明確か
  • LPを見た人が次に何をすればよいか分かるか

問い合わせが増えないLP:確認チェックリスト

ここまでの内容を一枚のチェックリストにまとめます。

□ 誰向けのLPか、最初の画面で分かる
□ チラシや広告の内容とLPがつながっている
□ 情報が整理されていて、読む順番が分かりやすい
□ CTAが多すぎない
□ 問い合わせ後の流れが分かる
□ 料金目安や事例など、不安を減らす情報がある
□ スマホで見やすい
□ フォーム入力が簡単
□ 問い合わせボタンが見つけやすい
□ 「営業連絡なし」「見るだけOK」など心理的ハードルを下げる一言がある

まとめ

問い合わせが増えないLPは、デザインだけが原因とは限りません。

読者が迷う、不安になる、行動しにくい。こういったLPは、アクセスを集めても問い合わせにつながりません。

LPは「情報を載せる場所」ではなく、「次の行動へ進んでもらう場所」です。特にチラシやQRコードから誘導する場合、チラシの続きとして自然につながるLP設計が必要です。

まずはこの記事のチェックリストで、自社のLPを見直してみてください。

チラシからLPへの改善を進めるとき、「どのチラシがどれだけ反応を生んでいるか」を数字として把握していると、改善の優先順位も明確になります。広告費を使い捨てにせず、次回施策の学習資産に変えていきたい方は、ぜひ「われどこ」をご確認ください。

▼ 紙広告の反応を、次回改善に使える数字として残したい方へ
QRコードでチラシやDMの効果を見える化『われどこ』