チラシ改善は、1箇所ずつ。一気に直すと失敗する理由

チラシの改善は「一度に1箇所だけ直す」が鉄則な理由

「前回のチラシ、全然反響がなかったな」 「次はデザインもキャッチコピーも、特典も全部変えてみましょう!」

広告会議で、このような決断をしていないでしょうか。

気合を入れてチラシを大改修する。 実はこの「一気に全部直す」アプローチこそが、チラシ集客を迷宮入りさせる最大の原因です。

今回は、チラシの反響を確実に引き上げるための「比較のルール」をお伝えします。なお、この比較検証をデータで支える仕組みについては、記事の中盤でご紹介します。

一気に全部直すと見えなくなるもの

反応がなかったチラシを全面的に作り直して、もし反響が少し増えたとします。 しかし、手放しで喜んではいけません。 なぜなら「何が良くて反響が増えたのか」が全くわからないからです。

キャッチコピーが刺さったのか。 新しい写真が目を引いたのか。 それとも、単に配った時期が良かっただけなのか。

改善の理由がわからないと、次にチラシを作るときもまた「イチかバチかのギャンブル」になってしまいます。 逆に反響が下がった場合も、どの変更が悪影響だったのか検証できません。

確実に反響を上げるための鉄則

チラシをテストして改善していく際に、絶対に守るべきルールが1つだけあります。 それは「一度に変えるのは1箇所だけにする」ということです。

たとえば、キャッチコピーの効果を比べたいとします。 その場合、写真やデザイン、配るエリアや時期は「全く同じ」にします。 そして、キャッチコピーだけを変えたAパターンとBパターンのチラシを同時に配るのです。

これがいわゆる「A/Bテスト」の基本です。 条件を揃えて1箇所だけ比較することで、初めて「このキャッチコピーの方がお客様に刺さる」という確実なデータが得られます。

チラシ改善で比べるべき4つの要素

では、具体的にどのような要素を1つずつテストしていけば良いのでしょうか。 優先して検証したいのは、以下の4つです。

  • 配るエリア(A町とB町でどちらが反応が良いか)
  • 配布媒体(ポスティングと新聞折込でどちらが届くか)
  • キャッチコピー(お客様の悩みに刺さるのはどちらの言葉か)
  • オファー(割引と無料診断、どちらの特典が響くか)

これらを一度に全部試すのではなく、順番に検証していきます。 勝ち残ったパターンをベースに、次は別の要素をテストする。 この地道な繰り返しが、最終的に「確実に売上を作る最強のチラシ」を完成させます。

当てずっぽうの広告会議から卒業する

「どこを直せばいいかわからない」という悩みは、客観的なデータがないことから生まれます。 なんとなくのデザイン変更や、思いつきのオファーでは、ノウハウが会社に蓄積されません。

まずは、チラシを配った後の反応を「見える化」すること。 そして、1箇所ずつ丁寧に比較して、お客様の本当のニーズを探り当ててみませんか?

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